冬木立の凛としたたたずまいに気持ちのひきしまる思いです。
皆様はいかがおすごしでしょうか?
11月下旬から今月初旬にかけて、国際交流基金のお力添えに依り、
ローマ、西フランスのナント三大陸映画祭、パリ、ベルリン(リンク先ドイツでの新聞)で活弁公演をさせて頂き、お陰様で各地で多様な反響がありました。
無声映画に語りと演奏の付く、日本独特の上演スタイルに、現地の方々から「初めての体験」「とても愉しかった」「日本でこういう上映は今でも見られるの?」「感情が伝わってきた」など
様々な感想がよせられ、同行したギター、三味線演奏の湯浅ジョウイチさん、フルート、ピッコロ演奏の鈴木真紀子さんと一緒に喜びを分かち合いました。
フランスの新聞「ル・モンド」にも公演の記事が載りました。
年月12月29日(木)18:00〜 新宿紀伊國屋ホールの活弁リサイタルも、ヨーロッパ公演の反響を糧に臨みたいと思います。
今年の活弁リサイタルは、フィルムセンターで復元して頂いた喜劇『密林の怪獣群』に、
生誕110年の阪東妻三郎が文明開化に揺れる若者を熱演する『開化異相』、アメリカ映画の珠玉ポーリン・フレデリックが恋する女性を繊細に、優雅に、知的に演じる佳作『燻ゆる情炎』(クラレンス・ブラウン監督)の三本立てです。
クラレンス・ブラウンは、伝説の女優グレタ・ガルボが信頼していた、女性映画の名匠で、
『燻ゆる情炎』も、人生の秋を意識する年頃になった女性の心の機微を香り豊かに描いています。
キネマ旬報ベストテン芸術的優秀映画の部第6位に選ばれた佳作です。
12月29日の紀伊國屋ホールでは、湯浅ジョウイチさん指揮の楽団カラード・モノトーンの演奏に合わせて、三本の作品の活弁をつとめさせて頂きますので、どうぞお運び下さいませ。
他の公演予定はこちらををご覧下さい。
2011 11/29 パリ日本文化会館にて
2011 12/2 ベルリン日独センターにて
2011 12/3 旧東ベルリン バビロン劇場にて

2010年12月
日本オーディオ協会より『音の匠』として顕彰される